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🕵️‍♂️名探偵たちの晩餐会へようこそ

更新日:11月17日

今回も大好きな映画を紹介させてください。

コメディ/ミステリー 『名探偵登場』(原題:Murder by Death)です。

久しぶりにクローゼットの書庫から引っ張り出してきました✨


『名探偵登場』(原題:Murder by Death) DVD
『名探偵登場』(原題:Murder by Death) DVD

ある晩、世界中の名探偵たちが、謎の大富豪からの招待状を手に、ひとつの屋敷に集まります。

晩餐と殺人 -- なんとも物騒な組み合わせですが、これが 1976年の風刺ミステリー映画『名探偵登場』の幕開けでした。

この映画、ただの推理劇ではないんです。

登場する探偵たちは、どこかで見たような…

そう、あの有名な名探偵たちのパロディなんですよね。


古典ミステリーが好きな人なら大体わかるであろうキャラクター達。

  • ハードボイルドなサム・ダイヤモンド (サム・スペード風)

  • おばあちゃん探偵ジェシカ・マーブルズ (ミス・マープル風)

  • フランス訛りが怪しいミロ・ペリエ (エルキュール・ポアロ風)

  • 東洋の知恵を振りかざすシドニー・ワン (チャーリー・チャン風)

  • 洗練された紳士ディック・チャールストン (ニック・チャールズ風)


まあ、個性的な面々ぞろいです✨

彼らが集まれば、推理は迷走し、真相はどこへやら。

それぞれが「自分こそ最高の探偵」とばかりに、奇想天外な推理を披露します。

その姿は、まるで“推理ごっこ”のようで、観ているこちらも思わず笑ってしまうのです。


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舞台がこれまたベタな典型的なクローズド・サークル形式です。

盲目の執事、耳と口が不自由な料理人、動く壁、消える部屋…。

まるで舞台劇のようなセットが、物語にユーモアと不気味さを添えてくれます。

またセリフのテンポとウィットが絶妙で、探偵たちの掛け合いはまるでコントを見ているようです。


この映画は、ミステリーの形式美を逆手に取ったコメディなんですよね。

名探偵たちが自信満々に犯人を指摘しますが全て的外れ💦

本格推理を期待すると肩透かしかもしれませんが、「探偵たちが本気でふざけている」その姿にがとても面白おかしく感じます。

そしてラストには、まさかのどんでん返し!!

「えっ、そう来るの!?」と、思わず声が出てしまうかもしれません。


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ミステリーを見るのが疲れたとき、『名探偵登場』は、そんな夜にぴったりの一作です。


 
 
 

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