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ロックが燃える夜に

映画『ストリート・オブ・ファイヤー』をご存じでしょうか?

「ロックンロールの寓話」と銘打たれた、音楽と映像が融合した異色のアクション・ファンタジーです。

自分の大好きな映画のひとつです。


その幕開けを飾るのが、エレン・エイムによる「Nowhere Fast」という曲です。

炎とネオンに包まれたステージで、彼女はまるで神話の女神のように歌い、観客の心を一瞬で掴みます✨


演じるのは若きダイアン・レイン。

実際の歌唱はFire Inc.による吹き替えらしいですが、彼女の表情、動き、視線のすべてが「本物のスター」に見えるんですよね♪

歌っていないはずなのに、確かに“歌っていた”と感じるのは、彼女の演技が音楽と一体化していたからかもしれません。

「Nowhere Fast」は、夢に向かって走り続ける若者の焦燥と情熱を描いた曲です。

どこにも行けない ― それでも走る。

その言葉が、トム・コーディの孤独な戦いにも、エレンのステージにも、観る者の心にも響きます。


アメリカでは商業的に失敗したらいいですが、日本では熱狂的に支持されたようです。

自分も友人に勧められて見たのですが、大好きになりました。


誰かのために戦うこと。

自分の信じるものを貫くこと。

そして、別れの中に希望を見つけること。

これらを教えてくれます。


エレン・エイムは、救われるヒロインでありながら、自らの意志でステージに立ち、歌い、別れを選ぶ強さを持っています。

その姿は、ロックンロールの女神であり、“燃える夜”の象徴なのかもしれませんね。


『ストリート・オブ・ファイヤー』 オリジナル サウンドトラック(名盤です!)
『ストリート・オブ・ファイヤー』 オリジナル サウンドトラック(名盤です!)

『ストリート・オブ・ファイヤー』のサウンドトラックは、80年代ロックの熱気と映画の世界観が詰まった名盤で、全10曲が収録されています。

全部お勧めできる名曲ぞろいなんですが、中でも主題歌である 『I Can Dream About You』は特にお勧めで、映画では黒人グループ「ソレルズ」が歌っているように見えますが、実際はダン・ハートマン本人が歌ってます。


『Our Kind of Soul』 ホール&オーツ(こちらも名盤です!)
『Our Kind of Soul』 ホール&オーツ(こちらも名盤です!)

色々なアーティストがカバーしてますが、ホール&オーツもアルバム『Our Kind of Soul』でカバーしています。

こちらはよりメロウでソウルフルなアレンジなっていて、ボーカルのダリル・ホールがしっとり歌い上げています。

映画もMVも是非見てほしい名作です✨



 
 
 

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